パルミジャーニ・フルリエで創造プロセスの中心となるのは、純粋な美観の追求であろう。控えめで端正なスタイルが特徴のPFコレクションの中に、ローズゴールドとステンレススティールのコンビネーションの「トンダ PF オートマティック」を組み込むには、あるひとつの課題があった。
それは、PFコレクション特有の奥ゆかしさを損なうことなく、現代的なコンビネーションルックをデザインするということ。解決策となったのは、貴金属を使用して、ケースとブレスレットの造形的な特徴を強調することだった。たとえば、トンダ PFの精巧なローレット加工ベゼルは18Kローズゴールドで再現され、しなやかなブレスレットには徐々に細くなる形状を強調するために、ローズゴールドのリンクが採用された。
36mmケースのトンダ PF オートマティックでは、40mmの「トンダ PF スポーツ オートマティック」と同じ美観と技術を、コンパクトで使いやすいサイズに搭載した。誰にでもフィットするジェンダーフリーなサイズの「トンダ PF オートマティック」は、2022年に発表された。
ダイヤモンドインデックスのローズゴールドモデルは、2022年のジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)でレディースウォッチ部門賞を受賞し、その真価が公に認められている。が、しかし、このコンビネーションモデルの出来栄えは、36mmのメンズモデルとしても十分にウォッチコニサーの心に響くことだろう。
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